秋田県横手市大町に店を構える和食・割烹「旅館 平利(りょかん ひらり)」。当店の歴史の始まりは江戸時代。初代平田屋吉蔵が藍染を営んでおりました際、染めものを買い付けにくる商人をお泊めする機会が増えた事から、宿屋と食事処「清翠館平田屋」を始めた事が起源となります。二代目利助の時に「旅館 平利」と屋号を変更。数多くの文人歌人に愛されてきました。創業から150年ほど続く老舗旅館が今の形に姿を変えたのが平成16年の冬。火災により全焼する事になり、その年の11月に再建してからは、受け継ぎ続ける〝おもてなしの心〟と手づくりの技術を大切にする料亭として、今も多くのお客様に親しまれております。
旅館 平利が最も大切にしているのが、長きに渡って受け継いできた“おもてなしの心”。藍染屋から旅館・食事処へと業態を変えてきた当店が、当時から常に大切にしてきた想いでございます。慶事・法事といったご親族がお集まりになるお席はもちろん、お食い初め、七五三、初めてのお顔合わせなど、お祝いの場としても最適です。江戸時代より受け継ぐ“まごころ”と時代やシーンに合った“料理”を、どうぞ存分にご堪能ください。